吹く から に 秋 の 草木 の し を る れ ば むべ 山風 を 嵐 といふ らむ。 百人一首の意味と文法解説(22)ふくからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ┃文屋康秀

「吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ」という詩がありますが、...

し れ 吹く の ば 嵐 といふ の に むべ る 山風 秋 を 草木 らむ から を

【むべ】 「なるほど」と言う意味の副詞。 だから、山からの風を嵐というんだろうなぁ。

吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ

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2)「 文屋康秀」=言葉をいじくり回して美麗な詩文にしようと 頑張ってるけど、空疎な中味にハリボテの外装を 宛がってるみたいで、ちぐはぐな感あり。 「嵐」は「荒らし」との掛詞で、秋の草木を荒らして 枯れさせるので「アラシ」と言うのだろうなあ、という意味があ ります。 【派生歌】 とりあへず 紅葉をぬさと手向山 神のこころを神やうけけむ 契沖 小倉山 峰のもみぢ葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ 【現代語訳】 小倉山の紅葉よ、もしおまえに心があるなら、もう一度行幸があるまで散るのは待っていてほしいよ 【歌番号】26 【作者】藤原忠平 ふじわらのただひら 【採録】拾遺和歌集、定家八代抄など 【補足】百人一首では「貞信公」 【派生歌】 をぐら山 もみぢにとめし小車も 跡こそたゆれみゆき降りつつ 契沖 心当てに 折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花 【現代語訳】 当てずっぽうに折れるならば折ってみようか、草葉に置いた初霜が惑わせている白菊の花を 【歌番号】29 【作者】凡河内躬恒 おうしこうちのみつね 【採録】古今和歌集、新撰和歌集、和漢朗詠集など 【補足】三十六歌仙の一人です。

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百一022解題)吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ

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Reproducing all or any part of the contents is prohibited. 結局、よくよく考察してみれば、 巷間「 六歌仙」などと称されることになった歌人のうち、「 小野小町」以外は、称揚するために名を挙げられたのではなく、批評のために引っ張り出されただけ、とさえ思われるほどだ。 ・・・これら6人のうち、1)~4)までは実在の歌人だが、5)・番外)については、まことしやかに寸評加えている 紀貫之(を初めとする『 古今和歌集』撰者連)が自ら創出した架空歌人の可能性もあるのである。 【現代語訳】 山から風が吹くとすぐに秋の草木がしおれてしまうので、なるほど、山風のことを嵐というのですね。

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古典文法の質問です。まず、「吹くからに秋の草木のしをるればみ...

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代表作 [ ]• まぁ、何にせよ、「 六歌仙」などという御題目に振り回されるのだけは、愚かで無益だから、やめておくことだ。 五月に雨の声をまなぶらむも、あはれなり。 【派生歌】 しぐれふる みむろの山のもみぢ葉は たがおりかけし錦なるらん 大江匡房 寂しさに 宿を立ち出でてながむれば いづくも同じ秋の夕暮れ 【現代語訳】 寂しさのあまり家を出てあたりを眺めれば、どこも同じような秋の夕暮だった 【歌番号】70 【作者】良暹法師 りょうぜんほうし 【採録】後拾遺和歌集、定家八代抄、六華集など 【派生歌】 さびしさは いづくも同じことわりに 思ひなされぬ秋の夕暮 平長時 夕されば 門田の稲葉訪れて 蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く 【現代語訳】 夕方になると、門田の稲葉を訪れて葦の小屋に秋風が吹く 【歌番号】71 【作者】源経信 みなもとのつねのぶ 【採録】金葉和歌集、古来風躰抄、定家八代抄など 【補足】百人一首では「大納言経信」です。

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文屋康秀吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ漢...

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家康の住んだ岡崎城の他、三河武士の絵図や文献などが見られる「三河武士のやかた家康館」、龍城神社、二の丸能楽堂などを見物することができます。

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吹くからに/むべ 文屋康秀

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見えないとその凄さはよりいっそう激しく感じられるのでした。

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百人一首の意味と文法解説(22)ふくからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ┃文屋康秀

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「らむ」が婉曲ならば、意味が合います。 )という歌もあります。

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